プログラミングが大嫌いで非エンジニアとして働いていくことを決意した大学時代②
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【要約】プログラミングを嫌いになった筆者が、学生の頃にプログラミング実習を受講した経験が書かれている。また、学生視点では非常に高額のバイト代が貰えるプログラミング実習のTAと呼ばれるアルバイト経験も記載されており、学生からくる質問が恐怖となり、プログラミング嫌いが加速したと述べている。
※ 上記要約は、AI要約ツール「ELYZA DIGEST」の要約結果を利用しています。
コピペで乗り切るプログラミング実習
私が通っていた大学は関西の私立大学でした。文理総合型の学部だったので、理系と文系の学生が半々で在席しており、メディアやITに関する授業が主に行なわれていました。
私は文系の人間でしたので、基本的にはメディア系の授業を専攻していました。将来は出版社でお仕事ができれば良いなと薄っすらと考えていましたね。
しかし、文理総合型の大学である為、IT関連の授業も必修科目として用意されています。その中に、プログラミングの実習があったのです。
最初の実習科目はプログラミング言語の一つであるC言語の授業でした。
受講一回目は先生がすでに書いているコードを写経して、自分で実行するだけでしたので、難なくこなすことができました。
しかし週を重ねるごとに、授業内容が理解できなくなり、4週目ぐらいの授業で課題を自力で解くことができなくなったのです。
プログラムを書いてもエラーの連発。エラー内容も意味不明。実行が通っても、意図しない動きをするプログラムたち。
分からないことは友人に聞くのが早いと考えに至った私は、友人が解いた各課題のプログラムを見せてもらい、コピペして課題を解くプログラムが動く様子を見て満足していた記憶があります。
単純なコピペは先生の気づかれる可能性があった為、ところどころで内容を書き換えたり、謎のコメントを仕込んで分かってる感アピールしつつ、バレないように対策していました。
功を奏して、C言語の授業は乗り切ることができました。出席点のウェイトが大きかったこともあり、上々の成績をとることもできました。(全授業に出席して、課題を出していた人は全員「優」の成績になっていましたね…)
ただ、こんなに優しい実習はそんなになく、私が実習で単位をもらえたプログラミングの授業はこれだけとなりました。
他のプログラミング言語JAVAの実習も受けてみましたが、そこでは友人がおらず、コードのコピペもできない結果、見事に単位を落とす結果に。
本格的にプログラミングが嫌いになり始めました。
高額のバイト代を貰えるTAアルバイトへの参加と学生からくる恐怖の質問
他の大学はどうか分からないのですが、私の大学では実習のアシスタントを学生から募集しており、学生視点では非常に高額のバイト代が貰えるTAと呼ばれるアルバイトが存在していました。
金額はうる覚えですが、一回の授業は90分ほどあり、3〜4千円ぐらい貰えた気がします。
また、バイト内容は先生のお手伝いがメインで、実習中に教室後方の座席に座り学生の質問に答えるのがバイト内容でした。
質問内容はエラーの理由を聞かれるものが多いのですが、教材に書いているプログラムの写経を間違えている場合がほとんどで、基本は得意のコピペで対応してあげることができました。
課題についても質問が来ますが、私の手元には先生から貰った解答プログラムがあったので、「こういう書き方すれば動作しますよ」と回答すれば大体解決できました。
一日で二人ぐらいしか対応しなくて良かった(しかも一人数分で対応終わる)ので、かなり美味しいバイトでした。
とはいえ、学生の中にはプログラミング強者もいて、課題で意味不明な処理を作ろうとする人もいます(私が理解できないという意味で意味不明という…)。この人達からの質問が恐怖でしたね。
彼らからは「〇〇みたいな処理を作りたいんですが」という質問がよくきますが、勿論私では回答できません。
基本は先生にパスしていましたが、先生が他学生の質問で手一杯のときは、しばらくの間耐えないといけません。
「あーこれはね…」と言いつつ、手元の回答プログラムを写経して時間を稼ぎ、「こうすれば課題はOKですね」と話を完了させようとします。
一部の学生はこれで満足してくれますが、本当に優秀な人からは「あ、そういうことではなくて」と追加の質問を貰います。
この時点で汗だく且つパニック状態なので、正しい回答なんてできるはずもありません。
「私だと分からないので先生を待ちましょうか」と私から回答することもありましたが、先に「あ、もういいです」と学生に言われたときの感情はかなりやばかったです。
当時を思い出しながらこのブログを書いていますが、今思うとひどいTAだったなと思います…
この体験も私のプログラミング嫌いを加速させる理由の一つになりました。

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